狙っているところは、プラスティックの名作と言われるサミーやスーパースプークJr,ステッピンイメージなどに引けを取らない性能の中級ボリュームのパイロットペンシルベイトです

プレッシャーが高く、メインベイトが小魚に偏っている釣り場をメインフィールドに選んだとき、今までの千葉ダム系の釣り、マディシャローの釣りでは対応しないことがありました
ワカサギ、オイカワ、ウグイと言った細身で動きの速い小魚をメインに捕食しているバスに抽象的なプラグ、面白いプラグが通用しないタイミングが多々ありました
津久井湖からマロペンシル（のちにレッドペッパーで量産化されるミノーペンシル）が生まれたように、釣り場環境とバスの捕食に素直になった結果、違和感のないフォルムのペンシルベイトの必要性を感じました
現在のトップウォーター シーンを考えると縦浮きペンシルはまだまだ受け入れ難いと判断
斜め浮きの範囲で多様なアクションが演出可能なペンシルベイトを製作しました

関東のあらゆるフィールドでテスト
どこでも結果が出せました
遠征では、面白いくらいにハマってシャッドペンシルに偏ったこともあります
ノーパーツのペンシルベイトはセールスに難があるのはわかっていたので、十分な釣果がないと販売する決心がつきませんでした
基本形が完成してから丸々2シーズン
やっと納得のいく形にまとまり、今回のリリースとなりました

シャッドペンシル
アユース製　94mm　15g

バルサ、アユース、バスウッド、ケミカルウッドで作ってみましたが、このペンシルに関しては断然アユースがよかったです

左から
稚ギル（シルバーベース）
SSオレンジベリー（ナチュラルベース）
オイカワ（ホイルフィニッシュベース）
ナチュラルプリント パープルバックピンクベリー（パールベース）
黒稲妻
蛍光骨